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社長へ(社員代表)

謹んで、〇〇〇〇社長の霊前に哀悼のまことを捧げます。
社長急逝の報に接したとき、私たち社員一同は耳を疑いました。
長期ご療養中ならば、いざ知らずその前日、定例役員会ではいつもと変わらぬ力強いご様子で抱負をのべられたあと〇〇〇〇理事会にご出席。今年の春、全国大会準備副委員長を引き受けられたとお聞きした直後だっただけに、私達一同、呆然として、なすすべを知りませんでした。今だに、信じられません。いや信じたくないのです。
わが〇〇ホテルは昭和十年の創業です。関東を代表する一流ホテルとして半世紀の歴史をなんなんと誇っております。いたずらに伝統と歴史を誇るだけでなく、苦難に耐えて、一層の磨きをかけ、その伝統を現在の価値観にまで高め、保ち続けてきたのは、ひとえに〇〇社長の卓越した識見と経営手腕に負う所でありました。
戦後のある時期から、わが業界の多くは、いち早くビジネスホテル化路線を歩むもの、多目的なアーバン・スペースを追求する二極分化の傾向を現し始めました。
このホテル戦国時代にあって〇〇社長の経営哲学と感覚は、業界のひとしく感嘆するところでした。
社長の掲げた、国際化・ファッション化・オープン化の現代化路線のひたむきな進行の中で何ら屈することなく六十余年の伝統と歴史が築き上げてきた〇〇ホテルの高貴な格式を保守し続けてきたことであります。
信じがたい社長の訃報を前にして、この悲しみから抜け出すにはなお多くの時間を必要とするでしょう。しかし、私達はこの悲しみの底に、いつまでも座視することは許されません。〇〇社長、どうか安心して旅立って下さい。
そして、遺志実現・計画達成のため、総力を挙げて立ちあがる社員一同の行事を、どうかお導きください。お守りください。
社長のご冥福を心からお祈りいたします。合掌。日付 社員代表氏名


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