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弔辞文例集 |
部下へ(会社代表)
ここに、〇〇〇〇君の葬儀に当って、社を代表し心から哀悼の意を捧げます。
あなたがこの冬、突然入院と知ったとき、私達は耳を疑ったものです。入社以来十五年間、病気らしい病気を聞いたことがなく、常に第一線にあって、精励されてきたあなたの容姿を私達は知っています。
一カ月前私があなたを見舞ったとき、かなり快方に向かわれた様子で「春になれば出社出来ます」「ご迷惑かけた分を取り戻します」と明るく話してくれたのを昨日のことのように憶えています。
そんなあなたが、春を待たずに、長い旅に立たれることになろうとは・・・・・。〇〇君。あなたが技術課長として、我が社の急成長に果してくれた役割は、限りなく尊いものでした。
在来の精密機器メーカーとしてメカトロニクス関連産業界には我が社は後発企業でした、ところが最新技術を導入することによって、短期間に先発各社と肩を並べることが出来る様になったのはあなたの発想と努力に負うところが多いのです。
その上、あなたは、先端技術開発のリーダーとしてだけでなく、我が社の精鋭技術陣の人間的なまとめ役でもあったわけです。技術者として、物のシステムに没頭するだけでなく、組織としての人間関係をコーディネートする、大きな器でもありました。
そんなあなたを私たちは、将来役員の一人として迎えようと考えておりましたが、今はもう泡のごとく消えてしまいました。
あなたを信頼し、期待するあまりあなたに大きな負担がかかりすぎていたのだとしたら、あなたの霊前にぬかずいて言うべき言葉を失います。
〇〇君。繁忙をきわめた業務の日々にもかかわらず、あなたが愛したあなたのご家族のことが、あなたには心残りだったに違いありません。
あなたの功労に報いるため、あなたのご家族の将来について、我が社は出来るだけのことをいたしたいと考えております。
〇〇君。どうか安らかに眠ってください。 日付、会社代表氏名
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